岐阜県・関市で「足の専門店 フットプラス（FOOT PLUS）」代表 徳野あおいです。
お客さまからよくご相談をいただく、足のお悩みについてとても多いのが「足のむくみ」です。年中、足のむくみに悩んでいらっしゃる方も多く、特に冬、寒くなるとさらに冷え性とも重なり、足のむくみが深刻になります。今回は足のむくみについて知り、健康づくりの基礎・土台となる足の面白さに迫っていきたいと思います。
足のむくみの原因とは何か？
ふくらはぎの筋肉には、血流を促すポンプの役目があるのですが、その働きが鈍くなると、血のめぐりが悪くなり、老廃物が溜まります。そうすると余分な水分が血管から染み出ることにより、まわりの筋肉の代謝が悪くなり、足から疲れ、むくみ、足がつる原因にもなります。
主な原因とは
- 運動不足による筋肉の衰え、新陳代謝の低下
- 睡眠不足による筋肉の動き、働き、パフォーマンスの低下
- 偏った食生活や、ストレスによる筋肉の減少
- 同じ姿勢が長時間続くことによる、エコノミークラス症候群のような状態
毛細血管やリンパ管を圧迫していると血流が悪くなり、そのためむくむ状態になります。足裏の３点のアーチでしっかりと身体を支えられていないと、足裏の血流も悪く、ふくらはぎの筋肉が低下し、足の血液を心臓へ運ぶポンプの機能が低下し、むくむ悪循環が生じてしまいます。
むくみ＋冷え性でお悩みの方は「入浴＆足のマッサージ」がおすすめ
むくみに加えて、冬寒くなるとさらに辛さを増すのが「冷え症」です。シャワーで簡単に済ましてしまうのではなく、お風呂にゆっくり浸かることで、身体を芯から温めてくれます。またお風呂の中は、程よい水圧が足全体にかかって血行を促進してくれます。
さらにこのお風呂のタイミングが、絶好の「足のセルフ・マッサージタイム」です。ふくらはぎをもみほぐしていき血行を促進、そして、足裏の中心を親指で体重をかけながらゆっくり押しましょう。脂肪が固まってしまわないように、弾力性があるか、冷たくなっていないか、リンパや血液の循環がしっかりしているか、毎日ふくらはぎと足裏の「足をチェックする習慣」をつけましょう。
