FOOT SOLE CHECK

あなたの靴底はどこがすり減ってる?

自分の歩き方や、歩行時の足の運びや姿勢は、なかなか人から指摘されることはありません。
でも、一度、街中で歩いている人を見てみてください。
足や腰をかばって歩いていて、足の運びが不自由そうだったり、姿勢が曲がっていたり。
自分の歩く時の姿勢を理解するのにとてもいいのが「靴底の減り具合チェック」です。
クセだから、いつもそうだから、と安易に片づけて、見ないふりをしていませんか?
実はそれは、身体のゆがみのサインなのです。
さらに、そのゆがみのクセは、気にしないでいると、ゆがみを悪化させてしまいます。
今すぐ、足裏・靴底をチェックして、自分のゆがみを知りしましょう。

いつも同じところの靴底がすり減るあなたへ、全身のゆがみのサイン!

つま先がすり減っている

靴の前方・つま先がすり減る原因

すり足で歩き気味の方に多い。
これは高齢者に多く、つまづいて転倒しやすいので注意が必要です。高齢者以外でも、重心が足先にあり、前のめりとなっている方もこれに当てはまります。なるべく膝を上げて歩行することを意識すると良いです。

かかとがすり減っている

靴の後ろ・かかとがすり減る原因

足の前の部分に力が入りにくく、腰や骨盤、股関節のゆがみに問題を抱えている人に多い。
がに股歩きになっていたり、猫背になっていませんか?
靴のかかとを踏んで歩行している人や、サンダルやスリッパ靴を好んで履いている人にも、このケースが多いです。

かかとの外側がすり減っている

靴のかかとの外側が減る原因

O脚や、がに股の方に多く、足の外側に重心がかかり気味です。
筋肉がゆるんでいることも考えられ、中年世代以降に多く見られます。足が正しく地面に着いておらず、地面からの衝撃をうまく吸収できていません。本来は正面をいている膝が外を向いてしまい、足を外側に向けて歩くので、全身がねじれ、足首や膝に負担がかかっています。

かかとの内側がすり減っている

靴の内側がすり減る原因

内股やX脚気味の方に多い。
重心が親指にかけてかかりやすいので、タコや魚の目もできやすくなります。さらに土踏まずが崩れているケースが考えられます。足に合わない靴を履いていたり、傾いた状態をほっておくと、偏平足や外反母趾の原因にもなりやすいです。

正しい靴底の減り方は?

かかとの外側、つま先の内側を左右バランスよく

かかとの外側+つま先の内側

かかとの外側と、つま先の内側が、左右対称にバランスよく減っていれば、良い状態です。
しっかりと図の線のように、かかとから地面に接地し、つま先で蹴り出している証拠です。
これを維持するために、オーダーメイドインソールをおすすめします。

あなたの脚の形はどのタイプ?

あなたの脚は正常ですか?

【O脚】脚全体が外側にアーチを描いて、膝・ふくらはぎが離れている状態。
【X脚】くっついた膝から、ふくらはぎが外を向き、かかとが開いている状態。
【理想的な正常な脚】膝・ふくらはぎがくっつく状態。
これも足裏を支えてあげることで、土台が安定し、脚の骨や全身の骨のバランスが整えることができるのです。

自分の脚の形がどんな形をしてるか、気にしたことはありましたか?
靴底のすり減りについて知り、その足の土台のっている脚の形を知ると、美しい姿勢、歩く姿勢は、足裏や脚から生まれます。ファッション誌でも健康的で美しく若く見えるのは、実は脚がまっすぐで、綺麗な姿勢を保てているからです。自分は内まただから、クセだからと言ってほっておくと、どんどん全身のゆがみはひどくなって、様々な部分に負荷が広がってしまいます。
「足裏=土台=基礎」から安定し、支えてあげることで、全身のバランスやゆがみを整えることができ、人間はもっと歩きやすく、美しく健康になるのです。

理想的な歩き方、靴底の減り方に近づけるには

オーダーメイドインソールなら、足元から全身が安定する

あなたの足型にあわせた、オーダーメイドインソール(中敷き)

足の形は、一人ひとり左右も違います。でも靴は長さのサイズと、きつく無いかだけで選んでいます。実は、靴の中の足裏や、歩くときの靴と足とのフィット感が大切でした。オーダーメイドインソールなら、あなたの足型にあわせて、ぴったりとホールドすることができ、足から全身が安定しバランスが整い、疲れの軽減や、けがの防止にも役立ちます。

足に良い靴・シューズ選びのポイント

足と靴をしっかりとホールドできる、ひも靴がおすすめ

インソールの効果を最大限に発揮する、おすすめの靴とは?

足と靴をしっかりとホールドすることのできる「ひも靴」や「マジックテープやファスナーの靴」です。
ウォーキンやランニングシューズ、各種スポーツシューズは、足と靴がしっかりとフィットするように、ひもなどで調節できるようになっています。インソールの効果を発揮するためには、靴の中で足がずれないことが大切です。

かかと全体が硬くホールドされている靴

ポイント① かかと全体が硬くホールドされている靴

かかと全体の素材が柔らかすぎると、足が靴の中でズレやすく、かかとに痛みが生じやすくなります。靴選びでは、かかと全体の素材の硬さを確認してみると、一見同じに見える靴でも、かかと部分をさわって比べてみると、硬さの違いに気づきます。

土踏まず部分が硬い靴

ポイント② 土踏まず部分が硬い靴

靴の土踏まず部分に芯があり硬い靴がおすすめです。
逆に土踏まずの部分で大きく曲がるような、やわらかすぎる靴やサンダル、スリッパは、足に大きく負担がかかる事になり、これを足裏の筋肉でかばう為、足底筋膜炎などになりやすくなります。

足の指先部分で曲がりやすい靴

ポイント③ 足の指先部分で曲がりやすい靴

歩くときに、足をかかとから地面につけて、つま先側へ体重をかけていくと、かかとが浮いて前に進みます。この時に大きく動いている関節は、足の指先部分です。人は歩くときにその足指の関節以外では曲がりません。靴もこの関節の部を曲がりやすい靴を選ぶことで、足への負担を軽減できます。