足について

日本人は座りすぎ。座りすぎの人体への影響は? 足の専門店 フットプラス(岐阜県関市)

足のお悩みをお伺いする中でも、「座る姿勢」「デスクワーク」が多く、なかなか歩かないという人もとても多いです。今ではテレワーク、在宅勤務のように自宅でお仕事となると、さらに外に出なくなり歩く機会が減ってしまいます。今回は「日本人は座りすぎ。座りすぎの人体への影響は?」と題して、なかなか気にすることのなかった「座ること」について迫っていきたいと思います。

私は、岐阜県・関市で「足の専門店」として、「オーダーメイドインソール(靴の中敷き)」や「至福の足もみ」をご提供し、みなさまの”一生歩く健康”を支えています。フットプラス(FOOT PLUS)では、オールハンドによる「至福の足もみ(足つぼ)」がとても人気で、たくさんのリピーターさんにご好評をいただいております。

日本人は世界で一番座りすぎ 健康にも影響が

日本人はなんと、驚くことに「世界で一番座りすぎの国」だったのです。世界の20ヶ国で、平日に座っている時間を比較したところ、日本人は1日約7時間座っているという結果があります。そのため日本は世界一座りすぎの国とも言われているです。

世界20か国における平日の座位時間を表しています。

  • ●(ピンク色の丸)印は、集団のちょうど真ん中の人の座位時間
  • ■(水色の四角)印は、下から1/4の位置にあたる人の座位時間
  • ▲(緑色の三角)印は、下から3/4の位置にあたる人の座位時間

日本人の座位時間が20か国の中で一番長く、日本人は座りすぎのリスクが大きいと考えられます。 

出典:座位行動 – 厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/content/000656521.pdf

座った姿勢は、骨が一直線上ではなく、曲がった状態になりますので、重力は足裏ではなく、骨盤や腰に体重がかかるようになります。その状態が長く続くとなると、全身の骨や姿勢、疲れや痛み、健康にも影響が出てきやすくなります。

座りすぎの人体への影響は?

座りすぎでいると、腰痛はもちろん、健康にも影響があるようです。

生活の中で座りすぎている場合は、座りすぎて いない人と比較して、寿命が短く、肥満度が高く、2型糖尿病罹患率や心臓病罹患率が高いことが報告されています。

出典:座位行動 – 厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/content/000656521.pdf

座るのは「楽で良い」と思いがちですが、身体は定期的に動かした方が、やはり良いですね。座ったままですと、足の筋肉もどんどんと衰えてしまうので、全身を支える筋肉が弱く疲れやすく、立っていられなくなりすぐに座りたくなってしまいます。

30分に1回立ち上がって、足腰の衰えを防ごう

石川県野々市市の老人クラブ連合会の取り組みがとてもすばらしいのでぜひご紹介。お年寄りがたちまち立ち上がる「30分に1回立ち上がることを呼びかける」それが「スタンドアップ301」という取り組みです。団塊世代が75歳以上になる、2025年を目前に、いつまでも住み慣れた町で、元気に暮らしたい!という思いから『健康増進』『介護予防』を目的に取り組んでいるようです。この取り組みは、高齢者に限ったものではなく、私たちみなさんも日々の生活にぜひ取り入れたいですね。

団塊の世代が75歳以上となる2025年をめどに野々市版地域包市版地域包括ケアシステムの構築に取り組んでいます。いつまでも普通に楽しく野々市市で暮らし続けられるための仕組みのことです。

その一環として、市老人クラブ連合会が取り組んでいるのが「STAND UP 301」 。この運動は、30分に1回立ち上がることで足腰の衰えを防ぐとともに、血液の流れをよくして脳梗塞などを予防しようとするものです。

出典:広報野々市2018年2月号 https://www.city.nonoichi.lg.jp/uploaded/attachment/2946.pdf

オフィスもデスクワークもリモートワークも、時々立って健康へ

オフィス家具メーカーも座って仕事をする「デスクワーク」という概念から、座っても立っても仕事ができる「スタンディングワーク」という考え方へ大きく変化しています。すべては、働く人の健康のため。立つことで血行促進し、筋肉の衰えを防いでいく。心も身体も健康的に仕事ができる環境づくりが始まっています。

スタンディングワークで健康的な働き方へ

会議室への移動、トイレにコピー…オフィスワークでは案外歩いていたのではないでしょうか?
しかし手の届く範囲に必要な物が揃っている自宅では、ついつい長時間座りがちに。

そこで昇降デスクを活用し、いつものワークスタイルにスタンディングワークを取り入れることで、心身ともにより健康的に働くことができます。

出典:コクヨ https://workstyle.kokuyo.co.jp/shop/c/c1221/

立ち姿勢を取り入れる。ワークスタイルが変わる。

オフィスワークは座り姿勢が基本。しかし、長時間同じ姿勢をとることは身体への負担が大きく、さまざまな問題があります。

そこでオカムラが提案するのが、定期的に立ち姿勢を取り入れる新たな働き方。多くのワーカーが、イスの座面を当たり前に上下させるように、シーンや体格に応じて、デスクの天板も自由に上下させるという発想です。立ったり座ったりを繰り返すことで、健康維持、効率向上、交流促進などの効果が導かれます。個人が生き生きと仕事できれば、チームも、オフィスも進化する。今、ワークスタイルの常識が変わります。

出典:オカムラ https://www.okamura.co.jp/product/desk_table/swift/sp/

立つこと、歩くことの健康を見直そう

24時間および人生の1/3は睡眠時間とすると、その他は「座っている」姿勢が多い日本人。立つこと、歩くことが心も身体も健康になるための大切な条件だったのです。日々の生活や働き方の中でも、自分でもすぐ実践できる「立ちあがること」「少し歩くこと」。リフレッシュしながら血行促進をしていきましょう。

足の痛み、全身のゆがみなど、まずは無料の「足の測定」から

これからも地域のみなさまの一生歩く健康を、スポーツの上達の感動を、足元から支えてまいります。

お店は完全予約制となっております。お問合せ ・LINE ・お電話:090-9947-7547 (徳野あおい)

足を大切に、今日も歩こう❣

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徳野 あおい

徳野 あおい

インソールカウンセラー、フットケアセラピスト。足のお悩み、身体のバランス、スポーツの向上・疲れ・けが防止に、世界に1つだけのオーダーメイドインソールで足元から支えます。

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